看護師でも公務員になれる?

公務員看護師と民間病院で働く看護師の違い

当サイトについて
民間病院で働く看護師との違い

民間病院で働く看護師との違い

民間病院で働く看護師と公務員看護師の違いを見ていきましょう。主に、入退職の多さや休暇の取得のしやすさが違います。

入退職が多いのは民間病院

公務員看護師が働く職場は欠員が少ないという特徴があります。「働きやすい環境を手放したくない」「安定している公務員になれたのに辞めたくない」という理由から退職する看護師が少ないようです。また、公立病院は人員の数や質を年間計画で計算しています。「○○病棟は年度末で○人退職予定なので○人補充。△△病棟は退職はないが業務多忙のため〇人補充」という計画を事前に立てています。つまり、年度末以外の退職は基本的に認めていないのです。
実際に、年度末で退職する意向があるかどうか、8月頃の時点で現場の看護師に確認する職場もあります。退職の意思がある看護師に対しては面談を実施します。11月頃には全体の退職見込み人数が決定し、それを基に次期の採用人数が決まります。民間病院であればいつでも退職できますが、公務員看護師の場合は早い段階から人員の計画が立てられるため、人員の流動が少ない傾向にあります。このことから、民間病院のほうが入退職が多いといえます。

休暇を取得しやすいのは公務員看護師

法律で定められている休暇制度は雇用者の申告制によって取得できます。民間病院の場合、産休や育休を申請しても人員不足などの理由から取得を断られる場合があります。特に、規模の小さい民間病院はその傾向が強いようです。その点、公務員看護師は確実に休暇を取得できます。国や自治体が運営しているため、労働者の権利である休暇制度の利用を不当な理由で拒むことはできません。また、復職しやすい環境も整っています。

看護師としてスキルアップできるのは

民間病院で働く看護師と公務員看護師、どちらが看護師としてスキルアップできるかについては明確な答えはありません。新卒で公務員看護師になった場合は、教育体制が整っているためスキルアップがしやすいでしょう。公立病院は規模が大きく、教育専門の職員が配属されていますが、民間病院の場合は現場で働く看護師が新人の教育を兼務するケースが多く、十分な教育が受けられない可能性があります。
ただし、民間病院は部署異動が多いため、様々な現場を経験できるというメリットがあります。資格取得支援制度が整った職場であれば、受験条件である臨床経験が積める部署への異動希望も通りやすいでしょう。一方、公務員看護師は部署異動が少ないため、希望する部署で働けない可能性があります。人員調整が年度単位で計画されるため、異動が受理されにくいのです。

公務員看護師として働く魅力とは

  • アンテナを広げて情報を集めよう

    求人を探すポイント

    公務員看護師になる場合、公務員試験を受験する必要はありません。ただし、小論文や面接対策をしておく必要があります。また、雇用条件が民間病院とは異なるため、転職する際は事前に内容を確認しておきましょう。

  • 知っておきたい4つのポイント

    メリットとデメリット

    公務員看護師として働くメリットは何でしょうか。収入が安定しているのはもちろんですが、福利厚生も充実しており、定年まで安定して働けます。しかし、その一方でデメリットも少なからず存在します。事前に確認しておきましょう。

  • 「公務員看護師」という働き方

    民間病院で働く看護師との違い

    公務員看護師は民間病院で働く看護師とどういった点が異なるのかを紹介します。例えば、民間病院の看護師は入退職が多い傾向にありますが、公務員看護師は退職時期があらかじめ決められているため退職者が少ないという特徴があります。

新着記事

公務員に興味がある方にむけて

看護師でも公務員になれる?

実は看護師でも公務員として働けます。当サイトでは、公務員看護師になるために役立つ情報を紹介しています。興味のある人は当サイトの情報を参考にして転職活動を進めていってください。【当サイトメールフォーム】