看護師でも公務員になれる?

公務員看護師のメリットとデメリット

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メリットとデメリット

メリットとデメリット

公務員看護師は毎年昇給があり、退職金やボーナス支給額が高い傾向にあります。給与面でのメリットもさることながら、福利厚生も充実しています。ただし、デメリットも存在しますので、公務員看護師を目指す人はあらかじめ確認しておきましょう。

メリット

公務員看護師の福利厚生は非常に充実しています。民間の手本となるように労働者の権利やワークライフバランスへの対策が施されているため、働きやすい環境が整えられており、各種手当がしっかり支払われています。労働時間も法律で定められている基準を超えることは絶対にありません。仮にそのような事態が発覚した場合は、責任者が処罰されます。休暇も取得しやすく、育休や産休の取得を断られることはありません。国立病院機構管轄の規定では、勤務時間は「週間を平均し、1週間につき38時間45分」「2交代制・3交代制など病院の実情に応じた勤務体制」、休日は「原則4週間を通じて8日間」と定められています。週の勤務時間が決められており、それを越えた場合は罰則があるため、超過労働が発生しないのです。働きやすい環境で定年まで働けるのは大きなメリットです。また、退職金の額は公務員の規定に沿っており、長く勤めれば勤めるほど金額が大きくなります。
民間病院よりも福利厚生が手厚くなっていますが、中にはユニークな福利厚生もあります。国立病院機構では「KKRブライダルネット」という取り組みを行っています。国家公務員共済組合連合会が運営しており、組合参加者には婚活パーティーや婚活セミナーなどのサービスを提供しています。職場では女性が多くなかなか出会いの機会がない看護師にとって嬉しい取り組みです。

デメリット

公務員看護師のデメリットとしてまず挙げられるのは、副業が禁止されている点です。公務員法では公務員の副業は禁止されており、それは公務員看護師も例外ではありません。副業をしてより多くの収入を得たいと考えている人には不向きです。また、雇用保険に加入できない点もデメリットです。民間とは違い公務員は倒産のリスクがないため、雇用保険がありません。失業保険が付いていないためやむを得ない事情で職場を離れなくなった際でも失業手当は支給されません。
職場環境でいえば、年功序列がはっきりしている点をデメリットに感じる人もいます。看護師としてのスキルよりも、勤続年数や年齢で立場が決まる傾向にあります。また、国や自治体が主導なので職場全体の体質も古いです。教育体制や業務内容の改善を提案しても、それが反映されるまでに時間がかかるため、煩わしさを感じるかもしれません。

公務員看護師として働く魅力とは

  • アンテナを広げて情報を集めよう

    求人を探すポイント

    公務員看護師になる場合、公務員試験を受験する必要はありません。ただし、小論文や面接対策をしておく必要があります。また、雇用条件が民間病院とは異なるため、転職する際は事前に内容を確認しておきましょう。

  • 知っておきたい4つのポイント

    メリットとデメリット

    公務員看護師として働くメリットは何でしょうか。収入が安定しているのはもちろんですが、福利厚生も充実しており、定年まで安定して働けます。しかし、その一方でデメリットも少なからず存在します。事前に確認しておきましょう。

  • 「公務員看護師」という働き方

    民間病院で働く看護師との違い

    公務員看護師は民間病院で働く看護師とどういった点が異なるのかを紹介します。例えば、民間病院の看護師は入退職が多い傾向にありますが、公務員看護師は退職時期があらかじめ決められているため退職者が少ないという特徴があります。

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